世の中には自分の母親が嫌いだという人もいます。実母を嫌いだと感じる自分を、否定して生きている人もいるかもしれません。
自分の母親であっても、心の中に嫌悪感を抱いたり、否定的な感情が生まれてしまうこともあります。でも、その気持ちを抱えてどうやって親と付き合っていけばいいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、自分の母親を嫌いだと感じてしまう理由と対処法についてお伝えします。自分の気持ちと向き合い、親との距離感や関係性を考えてうまく付き合っていけるようにしましょう。
苦しい気持ちを抱えたままにするのではなく、自分を認めてより良い環境・親子関係で付き合いができるようにしてください。
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母親が嫌い!実母を嫌いになる理由
幼少期は、どんな事をされても大好きな母親の存在ですが、思春期を超え、成人し、自分も親の立場に近づくにつれ、母親の事を理解できないという人が増えてきています。
義母ならまだしも、産んで育ててくれた母親を嫌いになる理由はどんな事が原因としてあげられているのでしょうか?
また、それをなんとか克服できる方法はあるのでしょうか?
母親に対しての思いを色々検証してみたいと思います。
母親が嫌いな理由
干渉される
娘と母親の関係は、同じ女性同士のためお互いが自分の移り変わりのような錯覚に陥ってしまう場合があります。
そのため、過度な干渉が母親から受けられることがあるのです。
「明日は、何してるの?」「8時までには、帰ってきなさい。」
など、でかけている最中でも「今どこに居るの?」など、成人した娘の立場にたってみたら「少しは放っておいて!」と言いたくなる気持ちもでてくるのです。
他にも、実の娘だからこそハッキリ言ってくる場合があります。
「あんた、朝起きるの遅すぎよ!」「そんなに食べたら、外に出られなくなるわよ!」なんて言葉も平気で言ってくるのです。
母親にしたら、心配しているからこそ言える言葉ではあるのですが、娘の立場にしたら「放っておいて!」と言いたくなってしまうのです。
頼られる
「明日、スーパーに連れてって」など、せっかくの休日は母の用事に縛られる、断りたいけど、断ったら可哀そう・・・なんて理由から自分のしたいことも我慢して、母に尽くしている娘はたくさんいます。
「こんなお母さんと離れたい・・・」と思っている娘は少なくないのではないでしょうか?
父親と上手くいっていない
近くに寄れば、父親の愚痴を聞かされ続け、聞き流せる娘であれば苦痛にも感じないことでも「毎回毎回、もう辞めて!」と大きなストレスを溜め込んでしまう娘がたくさんいます。
母親にしたら、こんな事を話せるのは娘しかいないから・・・とつい話してしまう愚痴ですが、顔を合わせるたびに聞かされる娘にとってはたまったもんじゃありませんよね。
母親を嫌いだと感じる時は自分の考え方を変えてみる
こんな上記の思いを抱えている娘はたくさんいますが、その思いは今後どのように行動することで改善していく事ができるのでしょうか?
私自身、実際母親から離れたいと思ったことが何度もありました。
そんな時に、ただストレスを溜める日々が続き憤りのないイライラを毎日募らせていたのです。
そんな時に、ふと思いました。
「これは、自分が生きていく上で必要なこと」なのかもしれない、という事です。
色々な意味で、「苦労をしていない人は人の気持ちがわからない」とよく言います。
これも1つの苦労だと考えた時に「わたしにはこれを乗り越えなくてはいけない宿命があるんだ」と思うことにしたのです。
格好つけているような言い回しになってしまいましたが、まさに自分が生まれ持った宿命だと感じる事で、少し楽になったのです。
様々な環境で産まれた人が世の中にはたくさんいます。
勿論、世界中のどの人を探しても全く同じ環境で暮らしている人はいませんし、全く同じ親の中で生活している人もいませんよね。
良くも悪くも、その人その人がそこに産まれた意味が必ずあるのだとわたしは思いました。
母親が嫌いだと思ったら「他人」だと考えてみる
他にも、そんな嫌いな母親と上手に向き合っていく方法があります。
それは「他人」と思う事です。
少し、残酷な気もしますが、そう思う事で自分の気持ちは上手に整理されていく事でしょう。
母親と適度な距離を保つ
どうしても実の親子関係は、甘えも出てしまうので衝突もたくさん起こります。
ただし、「他人」と思うということは、甘えも存在しませんよね。
母親に対してイライラしてきたら「他人なんだ」と深呼吸をおいてみてください。
心が少し楽になりますよ。
嫌いな母親を反面教師にして自分の糧にする
まだまだ嫌いな母親と上手に向き合っていく方法はあります。
それは、「反面教師になること」です。
例えば、毎日父親の愚痴を聞かされて育ったのであれば「わたしは自分の子供には絶対愚痴を言わない!」と心の決めるのです。
母親に過度な干渉で苦しめられているのであれば「わたしは、自分の子供には、自由に育ててあげるんだ!」など、自分がされて辛かった経験を活かし、それを今後の活力にするのです。
そう思えたら「わたしも少しは大人になったんだな」と褒めてあげて下さい。
時間は止まりません。
必ず娘が成長すると共に母親も老いていきます。
それは、立場の逆転にも繋がって来るのです。
ある程度、母親が老いてくると今度は娘が母親を自分の子供のように「面倒をみる」立場に変わるのです。
そんな母親にイライラしたとき、「お母さんも歳をとった証拠だな・・・」と思うことでとっても心は楽になりますよ。
考えて見て下さい。
旦那さんや自分の仕事の都合で、親が大好きなのに親の近くに居てあげることのできない娘はたくさんいるんです。
そんな娘の環境に比べたら、ワガママも言い合える、面倒も見てあげることができる、喧嘩もできる関係は素敵じゃないですか?
自分の立場が全てじゃないということだけはお伝えしたいと思います。
母親への嫌悪感を認めることで楽になる
最後になりましたが、嫌いな母親への対応としてお伝えしたいことがあります。
それは「自分の反省」です。
人間完璧な人はいない、と言われている通り、娘も母親も完璧ではありません。
例えば、母親にキツイ言い方をしてしまったら「わたしは、できてない人間だな、次話す時は冷静に話しをしよう」と思うのです。
あんなキツイ事を母親に言ってしまった・・・と考え直すだけで、次からは劇的に改善される事でしょう。
「わたしが、ああいう言い方をするからお母さんは言い返して来るんだ!」と冷静に考え直すのです。
急に2人の関係が変わるわけではないものの、必ず徐々にお互いが良い方向へと向かっていくでしょう。
親は、みんな始めて親になるので全ての親が新米です。
ですので、育て方にそれぞれの家庭で違いもあります。
「どうしてうちの母親はいつもこうなんだろう!」と腹をたてず冷静に考えて見て下さい。
その先には、必ず明るい答えが待っていますよ。