反抗期のお子さんをお持ちのお母さんの中には、子供が自分の父親を嫌いだと言うことに頭を悩ませている人もいるのではないでしょうか。
子供が父親のことを嫌いだと思うことを、悲しい気持ちで受け止めていいる人もいますよね。
子供の中には、自分の父親に対して嫌悪感を抱き、嫌いだという感情を持ってしまう子もいます。
ここでは、子供に嫌われる父親の特徴と対処法についてお伝えします。母親には一体何ができるのか考え、父親と子供の関係が悪化しないように対策を行いましょう。
反抗期の子供との付き合い方は難しいことも多いですが、成長過程の一つだと考えて前を向いて向き合ってください。
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子供に「嫌い」と思われる父親の特徴
可愛らしかった幼少期が考えられないほど、大人に見えてくるのが中学生くらいから始まる「反抗期」です。
正確にお伝えすると第二反抗期という時期で、大人になるために必要な心のバランスを保とうとする大切な時期なのですが、親にとっては字の通り子供が反抗する事が多くなる時期なので、子供を育てる上で最も大変な時期かもしれません。
ここからは、そんな反抗期を迎えた子供が父親への反抗がすごい、父親嫌いと言われることへの対処法について紹介していきたいと思います。
なぜ父親が嫌いなのか
「ウザい」「キモイ」など様々な言動で反抗を繰り返すことのある反抗期ですが、必ず理由は存在します。
ではそんな大きな理由をお伝えします。
口うるさい父親
友達や部活、勉強などでも将来設計が見え始めてくる中学生の時期は、まさに親から見ても心配な時期の1つです。
ついつい「勉強したか?」「早く帰ってきなさいと言ってるだろ」など注意することが多くなってしまうのです。
弱い父親
最近増えていますが、草食系男子が親になり、家では母親が権力を握ってる環境のため父親に対して、弱く情けないという印象を生んでしまうためです。
母親と仲が悪い
子供には直接関係ないものの、いつでも小さいときから接することの多かった母親といつも喧嘩していることの多い父親の存在は嫌われてしまうことが多いのです。
偉そうな父親
「弱い父親」の逆で、家では1番権力を握っている父親に対して「どうして偉いんだ?」なんて感情をもってしまうのもこの時期が多いようです。
暴力を振るう父親
躾と称して、「ゲンコツ」等暴力で対応してくる親は子供にしたら近づきたくない存在です。
臭い、見た目を気にしない父親
身だしなみが整っていない父親が多いのですが、加齢臭がするから近寄りたくない、というところも原因の1つです。
子供に「嫌い」と思われない父親になる方法
では、どのように対応することで嫌われない父親になることが出来るのでしょうか?
とっても大切なポイントですので、参考にしてみて下さい。
干渉するのは程々に
色々気になって注意してしまいがちな年頃ではありますが、子供は、部活での上下関係、勉強の大切さ、友達等様々な環境から板挟みになり、大きな矛盾も社会生活も学ぶ反抗期ですので、穏やかに見守っていてあげる必要があります。
大切なことは勿論話し合い、本人の意志に任せてあげるのも1つですよ。
身だしなみは気をつけて
反抗期の子供がいる父親の年齢は、まさに加齢臭真っ只中の時期です。その頃子供は、オシャレに目覚め始める子が多いので「身だしなみに興味の無い父親」と「オシャレに興味を持った子供」は衝突してしまうのです。
香水をつけたり、過度な身だしなみは必要ありませんが、最低限の身だしなみには気をつけたいものですね。
母親、家族と仲良くする
家族間で会話がたくさんある家庭は反抗期には負けません。
父親と母親が仲良しな家庭も反抗期は通用しませんし、子供は劣等感さえ感じないでしょう。反抗期はとても過敏な時期です。だからといって、子供に気を使いすぎるのも逆効果でギクシャクしてしまいます。
笑顔のたえない会話のある家庭でいることが何より、子供がリラックスできる環境になるのではないでしょうか。
子供が父親を嫌いにならないためには母親の言葉もポイント
じつは、まだ他にも子供が父親を嫌いになってしまう理由があるのです。
それは、「母親の存在」です。
子供ととても深い繋がりがある母親の存在は、子供にとってもとても大きなものでしょう。
上記でお伝えしましたとおり、母親と喧嘩ばかりしていると父親のことを嫌いになってしまうという話しにも繋がりますが、母親が子供に父親の愚痴ばかり言ってしまうと、子供は父親の事を嫌いになってしまいます。
「洗脳」とは少し違いますが、それに近いような感覚に子供は陥ってしまうのです。
「こんな父親なんだ!」「どうして、母親と仲良くできないんだ!」など批判が強くなり父親との関係にもヒビが入ってしまうのです。
反抗期はそれだけ多感な時期なのです。
ですので、子供の前では喧嘩をしない、父親の愚痴は言わない、これはとっても大切です。
母親からしたら、自分の夫なわけで他人でもあるわけですから不満があっても当然ですが、子供にとっては自分と血の繋がった1人の父親だということを忘れてはいけません。
反抗期の子供と父親との関係
では、どのような距離感で反抗期を過ごすことが望ましいのでしょうか?
父親を嫌いになる理解も必要
反抗期は、とっても難しい時期です。
ですので、一度強く注意をして毛嫌いされた父親が仲を取り戻そうと近寄るものなら、さらに嫌がられてしまうことさえあるのです。
ただ、これは成長の過程で必要なことだと理解して下さい。
子供は子供なりに、社会生活や人間関係など様々な困難と戦っているのです。
ですので、父親に近寄らないからと、逆にちょっかいをかけるのではなく、たまに気にかけてあげて下さい。
見守ってあげるだけで必ず子供の方から、寄ってきますよ。
ただし、行き過ぎた行動や言動は厳しく注意する必要はあります。
何でもかんでも見守ってあげるということではなく、最低限の言ってはいけないこと(言葉遣いや人を傷つける言葉等)やルール(帰宅時間が大幅に遅い等)を破った時には厳しく対応する必要さえあるのです。
子供が父親を嫌うときの母親の役割
そんな父親と子供の微妙な関係性を母親はどんな目線で、見届けてあげる必要があるのでしょうか。
両者に平等に
板挟み状態の母親の存在はとても重要です。
子供寄りになって父親と距離を置くのもいけませんし、逆に父親側にたって子供と距離を置くのも好ましくありません。
必ず中立の立場で、2人を見守って下さい。
父親の良さをサラッと伝える
わざわざ「これからお父さんの話しをするからここに座って」と子供を呼び出して話しをしても、反抗期のため耳に入りません。
例えば、父親の悪口が子供の口から出た時に「でもね、お父さんは・・・」とさり気なく父親は素敵な人だよという事を伝えてあげて下さい。
必ず子供の耳にも残ります。
子供の言い分をきちんと理解してあげること
とっても大切な事です。
例えば子供と父親が喧嘩した後日父親のことを悪く言ってきたなら、シッカリその意見は受け止めてあげて下さい。
その上、母親としてアドバイス出来ることを伝えてあげる、あとは、子供のいない時に父親のいけなかった部分を夫婦で話し合ってみるなど夫婦で子供への向き合い方も話し合わなくてはいけませんね。
何れにせよ、夫婦2人が望んで授かった天使の子供です。
今は気づいてくれなくても、必ず、あなたの思いは子供に伝わりますので安心して下さい。
反抗期ですので、子供に対して腹が立つ事もたくさんあるとは思いますが、焦らず、腐らず、目の前の事を1つ1つ解決することが子供への誠意だとわたしは思います。