【布ナプキンの使い方講座】基礎知識と種類・取り扱い方法

ナチュラル志向が強い女性や健康管理に気を使っている女性の中には、布ナプキンについて興味を持っている人もいるのではないでしょうか。

ですが、市販のナプキンと比べると、使い方が難しいような気がしてしまい、なかなか使用に踏み切れない人もいます。

市販のナプキンは使用後に捨てることができるため、簡単で便利に利用することができます。ですが、布ナプキンは使用後に洗濯をする必要があり、洗濯の手間を考えても使用をためらうことがあります。

ここでは、布ナプキンの基礎知識と使い方についてお伝えします。布ナプキンを使用してみたいと考えている人は、是非参考にしてみてください。

基礎知識や使い方を知ることで、布ナプキンについて考えてみましょう。

関連のおすすめ記事

布ナプキンはどんなナプキン？基礎知識を知ろう

布ナプキンとは、その名の通り布でできたナプキンのことを言います。

布ナプキンは、使い捨てのナプキンよりも通気性が良く、お肌に優しいという特徴があります。

布ナプキンは洗濯が必要

ですが、ナチュラル志向が強い女性や、お肌のトラブルに悩む人から支持されることも多く、布ナプキンについて興味を持つ女性も増えてきています。

布ナプキンにはどんな種類があるの？色々な種類について

布ナプキンに色々な種類があります。どのような種類の物があるのかチェックしてみましょう。

一体型布ナプキン

一体型のタイプは、市販されている羽つきナプキンのような形状をしています。一枚で使用するため、持ち運ぶ荷物も多くありません。

使用方法も使い捨てナプキンとそれほど変わらないため、布ナプキンを使い始めたばかりの人や、これから布ナプキンに入門しようと思っている人におすすめです。

ホルダー型布ナプキン

ホルダー型の荷のナプキンは、布ナプキンを装着するホルダーにナプキンの吸収体を装着して使用するナプキンです。

吸収体を取り替えるだけで交換が可能で、経血の量に合わせて吸収体の枚数を調整することができます。

プレーン型布ナプキン

プレーン型の布ナプキンはハンカチのような形状で、折り畳んで使用するものが多いです。固定して使用しないと、ナプキンがズレてしまうこともあります。ホルダーに装着して使用することも可能です。

布ナプキンの使い方・使う前に予洗いをしよう

実際に布ナプキンを使用するときは、まず最初に予洗いをすることで吸収力を高めることができます。

予洗い方法

普通のお洗濯をするときに一緒に洗うことも可能ですが、大量の洗濯物と一緒に洗うと、布ナプキンの形が崩れてしまうめ、その場合は布プキンを別にして洗いましょう。

洗濯機で洗う場合

たっぷりの水を使用して、洗濯機の手洗いコースで洗います。長時間洗濯をする必要はありませんので、10分前後お洗濯をしましょう。

普段ご家庭で使用している洗濯用洗剤を使用して洗うことができます。

生理の時の布ナプキンの使い方と交換の目安

布ナプキンの使い方は、ナプキンの種類によって違います。種類別の使用方法についてご紹介します。

布ナプキンの交換の目安

布ナプキンは、一度装着すればそのまま使い続けられるというものではありません。長時間交換をせずに使い続けると、ナプキンに菌が繁殖して不衛生な状態になってしまうこともあります。

【交換の目安】

• 基本的な交換目安　　　　・・・2時間～3時間ごとに交換
• 経血量が多い人の交換目安・・・1時間～2時間ごとに交換

使用後の布ナプキンの取り扱い方法

使用後の布ナプキンは、汚れが付着した面を内側にして折り畳みます。ボタンが付いているものはボタンで止め、布ナプキンが開かないようにしましょう。

中身が布ナプキンだと知られたくないのであれば、透明ではなく中身が見えない袋を使用すると良いです。

密封できる袋であればどのような袋を使用しても構いませんが、臭いが気になる場合は臭い漏れを予防できる袋を購入して使用するのもおすすめです。

使用後の布ナプキンを清潔に！布ナプキンの洗い方

使用した布ネプキンは、お洗濯をして清潔な状態にすることが大切です。布ナプキンの洗濯手順についてご紹介します。

浸け置きに使用する蓋付きのバケツとセスキ炭酸ソーダを用意して、経血の汚れを綺麗にお洗濯しましょう。

お洗濯が終了したあと

布ナプキンの形を綺麗に整えてお日様に当てて乾かすと良いです。乾燥機を使用すると、布ナプキンの形が崩れてしまう可能性があるため、乾燥機の使用は避けましょう。

布ナプキンのメリット・デメリット

布ナプキンのメリット

• 何度も洗濯をして使用できるので経済的
• 通気性がよくムレにくい
• お肌に優しい
• 使い捨てナプキンよりも臭いが気にならない
• ゴミが出ない

布ナプキンのデメリット

• 洗濯の手間がかかる
• 漏れてしまう事がある
• 使用済みの布ナプキンを持ち歩く必要がある
• すぐに手に入らない

布ナプキンは市販の使い捨てナプキンと比べて上記のようなメリットとデメリットがあります。

これから布ナプキンを使用してみたいと考えている人は、メリットとデメリットをよく確認して使用するかどうかの検討をしてみましょう。