土鍋でお米を炊いた時、炊飯に失敗すると芯が残ることがあります。
美味しいごはんを食べたいと思っていたのにご飯に芯が残ってしまうと、食べたときにがっかりしてしまうものです。
ここでは、ご飯に芯が残ってしまう原因と、土鍋で美味しいご飯を炊く方法についてお伝えします。
どんなふうに炊けば美味しいごはんを炊くことができるのか知って、失敗しないようにご飯を炊き上げましょう。
また、ご飯を炊くときに失敗してしまった芯が残るご飯をリメイクして美味しく食べる方法についてもお伝えします。
失敗したご飯も捨てることなく、美味しく食べてくださいね。
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土鍋で炊飯したときに芯が残る原因
美味しいご飯を食べたいと思って土鍋で炊飯をしたのに、芯が残るご飯ができてしまうと残念ですよね。失敗を活かすためには、まず原因が何かを知ることが大切です。
ご飯に芯が残ってしまったとき、一番に考えられるのが水加減です。炊飯器を使用しても水が少ないと、芯の残るご飯が出来上がってしまいます。
また美味しいご飯を炊くためには浸水時間も重要なポイント。忙しいとつい、浸水時間を短くしたり、すぐにご飯を炊いてしまいますが、しっかりと水をお米に吸い込ませることで、ふっくらとしたご飯が出来上がります。浸水時間は新米や無洗米などのお米の違い、また季節によっても違いがありますので、その様な点に注意をして時間をおくようにしましょう。
その他には蒸らし時間が足りないことが芯の残る原因になる場合も、特に炊飯器では蒸らし時間も含めての炊飯時間になるので、ブザーがなったら、すぐに食べることができ、芯が気になることもありません。
しかし土鍋で炊く場合は、火を止めた後しっかりと蒸らし時間を取らなければいけません。こちらも炊飯した後のご飯に違いが出てくる点の1つです。注意をしてくださいね。
土鍋で上手に炊飯!芯が残らないようにご飯を炊く方法
では土鍋を使った場合、水加減、浸水時間、蒸らし時間はどのくらいが良いのかについてお話をしていきます。
水の量は1合に対して水200ミリリットルが基本です。2合なら400ミリリットルです。
ちなみに新米ならお米の中の水分量が違ってくるので、水はいつもよりも少なめに、無洗米の場合は少しだけ水を多めにいれると、ちょうどよい水加減となります。
といだお米はザルにあげて、水分を切ることを忘れないでください。水分量が変わってしまうので、水を切ったお米を土鍋に入れてから、量った水を入れていきます。
そして次は浸水時間です。夏場なら30分、冬場なら一時間最低でも水に浸して、水分をお米に含ませてください。浸水時間がわからなくなってしまったら、お米の色で確認をします。白く濁ったら浸水している証拠です。透明な研ぎたての色をしている場合は、浸水時間が足りないので、もう少し水につけてくださいね。
最後の蒸らし時間です。土鍋の火を止めてから10分はお米の様子が気になっても、蓋を開けてはいけません。赤子泣いても蓋とるな。と、歌にもあるように火を止めても蓋は取らずに、しっかりと蒸らすことが美味しいご飯を炊くためには、重要なポイントとなります。注意をしましょう。
芯が残ることを防ぐ美味しい炊飯のコツ
芯が残ることを防ぐための大切なポイントについてご紹介をしてきましたが、もちろん炊飯時の火加減も重要です。
美味しいご飯を炊くことが出来るかどうか、お米の美味しさを引き出すためには、最初のの10分が大事だって知っていますか。弱火から中火にかけて最初の10分ほどで沸騰させることによって、粘り気のある美味しいご飯が出来るのです。
まずは10分を目安に沸騰させ、沸騰したら弱火で10分ほど水が吹きこぼれないようにして、火を入れます。そして沸騰していた水が無くなり、パチパチと音がするようになったら炊飯の合図。火を止めて蒸らし時間に入りましょう。
ご飯を炊いている最中、水が無くなっているかどうか心配な場合は、蓋を開けて確認をしても構いません。水がぶくぶくしているようなら、もう少し火にかけてください。水が無くなっている場合も、すぐに火を止めてはいけません。蓋を開けたことによって、中の温度が下がってしまっているので10秒ほど火にかけてから止めましょう。
土鍋での炊飯に失敗して芯が残るご飯は水を加えて作る料理にアレンジ
注意をしてたのに、土鍋で炊いたご飯に芯が残ってしまった場合でも心配無用です。水を加えて違う料理にアレンジすることができますよ。
水加減を気にせずに作れる、おかゆやリゾットや雑炊にアレンジ
ご飯に具材を入れて、栄養満点のリゾットは、それだけで立派な食卓の主役に変身です。しかし、注意点としては水をいれることによって、かなりかさ増しされることです。一人暮らしの方だと一度は食べられない量になってしまいます。食べられる分量だけを調理して、後は冷凍保存をすることをおすすめします。
そうすることで芯の残ったごはんも無駄なく食べ切れて、また違う味に調理できるので、飽きずに食べることができますよ。
芯が残るご飯で作れる料理やおやつ
柔らかいご飯が苦手だという方は、水分の多いご飯では作れない料理や、おやつに活用することもできます。
例えばパラパラご飯が美味しいチャーハン!また水分を足して調理することが出来る料理もおすすめです。
例えばオムライス、ケチャップが水分となるので芯のあるご飯も気にならなくなります。また少しだけコンソメスープを足し入れて、ピラフにすることも可能です。ポイントは再加熱とちょっとした水分です。ここに注意をして芯のあるご飯をリメイクしてください。
またホームベーカリーを持っている方は、ご飯からパンを作ることができます。普通に作る場合よりも気持ち水分を多くして、ご飯をパンにしてみてはいかがでしょうか。
その他にもご飯を潰してフライパンで焼いて甘ダレをつけて食べたり、きりたんぽ鍋にすることも可能です。
芯があっても、ご飯をリメイクして美味しく食べる方法は、他にもまだまだ沢山あります。残念がらずに、この機会に今まで挑戦したことがなかった料理を作ってみてはいかがですか。