男の臭いの原因は年齢で違う！年代別の臭いの原因と対処法

息子の臭いや旦那の臭いが気になっている主婦のみなさんも多いのではないでしょうか。一体どうして臭いがするのか、その原因を知りたい人もいることでしょう。

男性は、女性に比べると体臭が強いという特徴があります。女性の場合は身だしなみに気をつけている人も多いことから、それほど嫌な臭いもしませんよね。

ここでは、男性の臭いの原因についてお伝えします。男性の臭いの原因は年代でも違うので、それぞれの年代の原因について確認してみましょう。

年代別の原因以外にも、考えられる臭いの原因についてご紹介しますので、そちらも参考にしてみてください。

臭いの原因と対処法を知って、対策を行いましょう。

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10代～30代男性の臭いの原因

男性の臭い、特に一緒に生活をしている息子や旦那の臭いは気になってしまう、という主婦は結構多くいるようです。

男性の臭いと一言で言っても、ライフスタイルや年代によって発生する原因は変わってきます。

まずは、10代～30代男性の臭いの原因について見てみましょう。

若い男性の臭いの原因は、汗臭によることが多い

若く代謝も活発な年代なので汗をかくことが多いためです。

しかし、汗そのものが臭っているわけではありません。
汗自体には臭いはなく、汗と菌が混ざりあうことによって独特な臭いを発生させるようです。

菌は誰しも皮膚に存在しているので、菌をなくすということは不可能でしょう。
臭いを抑えるためには、日頃からのケアが必要になってきます。
特に脇のような汗をかきやすい場所は臭いやすいので、特にケアが大切になってきます。

日常的なケアとしては、基本的なことですが一日の終わりにしっかり入浴をして汗を洗い流すことです。
他のケアをしても汚れが残っている状態では、さらに菌を繁殖させることになるので、まずは清潔を心がけることです。

朝は制汗剤を使ったり、日中汗が気になるときにはボディーシートで拭き取るなどのケアをしてみることも効果的です。

30代～50代男性の臭いの原因

次は働き盛りの30代～50代男性の臭いの原因を見てみましょう。

汗に含まれている乳酸と菌が代謝や分解され発生するミドル脂臭と呼ばれる臭い

男性特有の脂っぽい臭いが特徴です。

男性も年齢とともに体質が変化していき、汗をかく場所も変化していきます。
若い頃は脇に汗をかいていても、徐々に後頭部やうなじ、耳の裏へと変化していき、この場所の変化がミドル脂臭を発生させることになります。

頭皮の皮脂も若い頃に比べると粘性が高くなり、綺麗に洗い流されずに蓄積する量も自然と増えていきます。
皮脂が蓄積されると臭いの原因になることは、簡単に想像が出来ますよね。

対処法もボディケアがメインの10代～30代に比べると少し変わっていきます。

30代～50代は、頭皮のケアをメインに行なっていくことが効果的

殺菌作用が含まれている、粘性のある皮脂も落とせる洗浄力のあるシャンプーを選ぶことが大切です。

シャンプーの前にお湯でしっかり汚れを浮き上がらせることも大切です。
髪を洗うというよりも、頭皮をしっかり洗うことを意識してみましょう。

襟足やもみあげなどの部分も忘れずに、時間をかけてしっかり汚れを落としていきましょう。

50代以降の男性の臭いの原因

次は50代以降の男性の臭いの原因についてです。

50代以降の男性は加齢臭と言われる臭いで、皮脂の成分が酸化することで発生する

臭いの発生する部分も、30代以前は脇、50代以前は頭皮近くでしたが、50代以降になると胸や背中など体幹部分が中心となり、発生する面積も広くなります。

これは加齢とともに起こることなので、誰にでも当てはまることです。

やはり50代以降でも汗自体は嫌な臭いはしないのですが、皮脂中の脂肪酸が増加して、さらに空気に触れ酸化することで加齢臭に変化していきます。

対処法としてはボディケアがメインになりますが、手の届きにくい背中のケアを忘れないことが大切です。
なかなか綺麗に洗うことが難しい場所ではありますが、洗い残しが臭いの原因に直結するので注意が必要です。

また、洋服そのものもこまめに洗濯をしたり、消臭スプレーを活用するなどしてケアしましょう。
意外と洋服にも加齢臭が染み付いて、ボディケアをしていても洋服から臭いが発生していることもあるので見落とさないようにしましょう。

男の臭いの原因は疲れやストレスのこともある

年代別に男性の臭いについて紹介してきましたが、その原因は汗や皮脂だけではない場合があります。

疲れやストレスが溜まると、臭いとして表れることがある

疲れが溜まると肝臓や腎臓の機能が低下します。
これらの機能が低下すると、アンモニアをうまく分解することが出来なくなります。
アンモニアを分解出来なくなると、汗と混ざり合い臭いを発生させます。

内臓機能の低下は臭いが気になるだけではなく、体調そのものにも不調をきたします。
疲れを取るためにも入浴をして身も心もリラックスしたり、適度な運動が効果的です。

また、バランスの摂れた食事も内臓機能を向上させるので、健康的な生活を心がけることも大切です。

ストレスによる臭いも、アンモニアが原因となります。
疲れがストレスに感じることもあるので、強いストレスになる前に疲れを癒やす努力をしてみましょう。

体の疲労感が軽減すると、自然と心も軽くなりストレスも感じにくくなるはずです。

臭いの原因がワキガの場合は

臭いの原因がワキガの場合、入浴などのケアをしていても気になるという人も多くいます。
極端に汗をかいたりしなくても、臭いが発生することが多いためです。

ではどのようにして、ワキガの臭いは対処すると良いのでしょう。

ワキガの原因は汗腺にある

汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺という二種類があり、アポクリン腺が大きく関係しています。

アポクリン腺から出る汗は皮脂や菌が混ざりあった状態になっていて、これが臭いのある汗として放出されます。
アポクリン腺が脇に多くあると臭いのある汗が発生しやすくなり、少量の汗でも嫌な臭いを出すことになります。

アポクリン腺の量は生まれたときから決まっているので、自分でコントロールすることが出来ません。

制汗剤を使用してケアをしているという人も多いですが、場合によっては制汗剤と汗の臭いが混ざり不快な臭いに変化してしまうこともあるので注意が必要です。

また油っこい食事や添加物の多い食事、過度な飲酒や喫煙もワキガの臭いを助長する原因となるので、食事や生活習慣を気をつけてみると臭いが軽減する可能性もあります。